宮之浦港より大川の滝行きのバスで1時間30分。鹿児島県道78号線の近くにあり海岸からも比較的近い。大川の滝は，島で最大級の滝として，日本の滝百選にも選ばれています。88ｍの落差を豪快に流れ落ちます。堆積岩が熱変成してできたホルンフェルス（熱変成岩，接触変成岩）と呼ばれる岩盤を流れ落ちる。滝壺の前まで歩いて行くことができ，近づくほどにその迫力を実感できる。滝壷付近で見るとその豪快な水量に驚き感動します。マイナスイオンたっぷりの清々しさを感じることができます。滝壷の中にはボウズハゼ，ヨシノボリなどの生物がたくさん棲んでいます。橋の近くでは，カワガラス，キセキレイ，カワセミなど，水辺の野鳥に出会えることも多いのでバードウォッチングにも良いです。近くにはトイレもあります。 海までは歩いて5分ほどで，サゴシの浜と言う綺麗な海岸もなかなか魅力的です。静かな海を見渡せる海岸一面に綺麗な貝殻や珊瑚がちりばめられ，散歩したり綺麗な貝殻を発見したり楽しめるスポットです。大川の滝のすぐ手前には花山歩道へと続く大川林道があります。屋久島の中で，最も自然のままの風景が見れます。また近くには，飲めば健康にいいと古くから言われている日本名水百選の「大川湧水」と呼ばれる湧水が湧き出しています。栗生川沿いにある石楠花（しゃくなげ）の森公園では，3月下旬～6月上旬ごろにシャクナゲが満開となる。駐車場は狭く，観光バスも出入りするので，混雑時は他人の迷惑にならない様に注意しましょう。
